日本人音楽プロデューサー・トリルダイナスティの楽曲が全米ビルボート1位!いったいどんな人物?本名、年齢は?経歴は?
日本人音楽プロデューサー・トリルダイナスティさんが手掛けた楽曲を表題曲にしたアルバムが、今年1月に音楽チャート「ビルボード」のR&B・ヒップホップ部門で1位を獲得しました!
そんな栄えある快挙を成し遂げたトリルダイナスティさんについて、いったいどんな人物なのか?本名や経歴など気になる情報を調査してみました!
なんと!
茨城を拠点に活動している音楽プロデューサーのTRILL DYNASTY(トリルダイナスティ)さんが全米1位に?!
おめでとうございます㊗️❗️#茨城県 #北茨城市 出身日本人初の快挙!茨城に住む音楽プロデューサーが、前人未踏の全米1位を獲得(ウォーカープラス- Yahoo!NEWS https://t.co/p2lM3fj2ge— 茨城県公式いばらきフィルムコミッション (@ibarakiken_fc) May 21, 2021
トリルダイナスティさんの本名、年齢は?
さて、そんな偉業を成し遂げたトリルダイナスティさんですが、ものすごい音楽の実績があるベテランなのかと思えば、そうではありません。
トリルダイナスティさんは、茨城県北茨城市出身の現在29歳。
本名は非公開とされていますが、ビルボード1位を認定する盾に「Presennted to Daiki “Trill Dynasty” Ishii」と記されており、「イシイ ダイキ」さんが本名ではないかと憶測を呼んでいます。
なんと、驚きなのが、トリルダイナスティさんは音楽を専門的に学んだことはなく、楽譜も読めないんだそう。
音楽ソフトを使い、ビートやメロディを打ち込んでいくという手法で楽曲を作っているようです。
トリルダイナスティさんの仕事は?
このビルボード1位の曲を提供した当時は、会社員として働きながら隙間時間をやりくりして音楽活動に取り組む二足のわらじ生活をしていたとのこと!
平日は会社で働いた後、時に明け方まで楽曲作りに打ち込み、土日はほとんどすべての時間を音楽に費やすという生活。
ちなみに、会社員としてどんなお仕事をされていたかというと、茨城県高萩市の鉄道車両部品メーカーでの生産管理の主任とのこと。
6年間務められたそうですが、2021年7月末で会社を退職されたということで、今後は音楽一本に絞って活動をされていくということでしょう。
なんだか信じがたいシンデレラストーリーのようですね。
トリルダイナスティの経歴は?
北茨城市で生まれ育ったトリルダイナスティさんは、元々音楽とは無縁の野球一筋の生活を送っていたそう。
県内の大学にスポーツ特待生として進学しましたが、肩の故障により野球をあきらめることとなります。
トリルダイナスティさんが音楽活動に携わるようになったきっかけは、アルバイト先の先輩からDJミキサーとターンテーブルをもらって始めたクラブDJとしての活動。
自己表現の幅が限られるクラブDJの活動だけでは飽き足らず、2018年に数万円のパソコンとキーボードを購入して制作活動にも取り組み始めたとのことです。
会社員として働きながら、SNSのDMを使って海外の音楽プロデューサーに何度も曲を売り込んだのだとか。
しかも、トリルダイナスティさん、英語もまったくできないそうなのですが、Google翻訳を使いながら懸命にアプローチをしたそうですよ。
最初は嫌がられたりしながらも、あきらめずに続け、ある時Mook (Mook Got The Keys Jumping)という音楽プロデューサーに認めてもらえるようになり、第一線で活躍するプロデューサーたちと曲作りをするようになったそうです。
音楽の専門的な知識やツテもない中から、自分の努力と根性で道を切り開いて大成功を収めるタフさがすごいですね!
ビルボード1位獲得の日本人プロデューサー『トリルダイナスティ』の作曲方法https://t.co/MijKrO0PPe
— まとめてニュースほっこり (@XRCB3wxnKHjfOu6) June 5, 2021
トリルダイナスティのビルボード1位の曲はThe Voice
トリルダイナスティさんが楽曲提供した曲とは、米国人ラッパーのLil Durk(リル・ダーク)さんが2020年12月に発表したアルバム「The Voice」に収録されている表題曲「The Voice」
Lil Durkさんは、今最も勢いに乗っているといわれるヒップホップアーティストです。
「The Voice」はトリルダイナスティさんとLow Low Turn That Upさん、Ayo Blueさん、Turn Me
Up Joshさんの4人で共作されたヒップホップ特有のリズムが最高にかっこいいナンバーです。
2021年5月までに50万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました。
Lil Durk has charted 37 songs on the Billboard Hot 100 this year, more than any rapper in 2021 操櫨 pic.twitter.com/Xr3WzTBwfR
— Hot Freestyle (@HotFreestyle) September 21, 2021
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ビルボード1位ってどれくらいすごいの?
ところで、「ビルボード1位獲得」ってヒット曲の解説などでよく耳にしたりしますが、それがどれくらいすごいものなのかご存じでしょうか?
ビルボードとは、アメリカの最も権威のある音楽の業界誌・ビルボード誌に掲載されているCDチャートのことで、全米チャートとも呼ばれています。
アメリカ全土のCD売上・曲のリクエスト・オンエア回数などにランキングを付けて週刊で発行しています。
日本国内でいうオリコンチャートが同様の役割を果たしていると思われますが、ビルボードとオリコンとでは影響力に大きな差があります。
ビルボードはアメリカのヒット曲チャートを示すとともに、アメリカ国内だけでなく、世界中の音楽界、アーティストたちに大きな影響を与える世界で最も権威を持っているチャートだそうです。
つまり、ビルボード1位とは全世界にも認められる音楽というほどの威力を持つということ。
最近では韓国の人気グループBTSがビルボード1位に輝いたりしていますが、アジア人がランクインするということはとんでもない快挙なんですね。
ちなみに、過去に日本人の曲でビルボードチャート1位を獲得したことがあるのは1963年に発売された坂本九さんの「上を向いて歩こう」(米タイトルは「Sukiyaki」)だそうです。
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数年前に世界中で大ヒットしていたピコ太郎さんの「PPAP」ですらビルボードチャートでは最高77位だったそうなので、1位を獲得することがどれほどすごいことなのかわかりますね。
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まとめ
ビルボード1位を獲得した楽曲を手掛けた日本人プロデューサー・トリルダイナスティさんについて、意外な経歴などまとめてみました!
今後も音楽一本に絞って活動をするトリルダイナスティさんの活躍に期待したいですね。
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