大人も子供も大好きな枝豆。
食べ始めると止まらなくなりますよね。
そんな枝豆を茹でるとき、塩茹でする理由はなんなのでしょう。
塩茹でしたのに皮に塩をふるのはなぜなのでしょう。
美味しい茹で方のコツを調べてみました。
枝豆を塩茹でする理由は何?
枝豆を塩茹でするのは味をつけること、塩を入れて茹でることで甘みが増すこと、また枝豆は緑色なので塩茹ですることで色鮮やかになるなどの理由があります。。
ほうれん草などの青菜も塩茹でしますよね。
塩を入れた状態で茹でるとまた豆の弾力と柔らかさも出るようです。
枝豆はゆでた後になぜ皮に塩をふるの?
茹でる際に塩を入れているのに、茹で上がってからさらに皮に塩をふるのはなぜなのでしょうか。
これはそのまま、皮に塩味をつけるためなんです。
枝豆を食べるときって皮ごと口に運びますよね。
皮を食べることはありませんが豆を口の中に入れるために皮も一部ですが一度口の中に入ります。
このときに塩味が口に移るので枝豆にも塩気を感じることになります。
茹で上がって熱い状態で塩を振ると思いますが、最初強く感じる塩気も少し時間が経つとなじんできます。
枝豆の美味しい茹で方のコツ
枝豆の茹で方のコツは湯が沸騰してから枝豆を入れることです。
水から茹でるより短時間で済むので栄養の流出を最低限に抑えることができます。
では茹で方を詳しく説明していきますね。
材料
枝豆 250g
塩 40g
水 1リットル
- 枝からはずした枝豆を250g用意し良く洗う。
- 枝豆の両端をキッチンばさみでカットする。
- こうすることで味がしみこみやすくなります。
- 茹でる前に用意した塩から10gを取り、さやをカットした枝豆に揉み込む。
- 塩がしみこみやすくなりうま味がアップします。
- 水を鍋に入れて沸騰させる。残りの塩も入れる。
- 塩もみした枝豆をそのまま沸騰したお湯へ入れる。(洗い流さない)
- 3分30秒から5分茹でる。時間は豆の大きさで加減する。
3分30秒過ぎたら味見がてら食べて固さを確認しても良いでしょう。
5分以上茹でるとうま味成分が流れてしまうので注意します。
- ざるにあけて冷まします。
うちわのなどで仰ぎ一気に冷ますとおいしさがいっそう増します。
ですが流水では冷まさないでくださいね!
この茹で方は良い塩加減になる分量なので茹で上がってから塩を振る必要はありませんが物足りない人は少し塩をふってもかまいません。
また②でさやを切らなかったときは1時間冷ましてください。
そうすることで豆の中まで味がしみこみます。
枝豆をゆでた後の保存方法
次に枝豆の保存方法についてです。
塩茹でして冷ました枝豆はジッパー付き保存袋などに入れて冷蔵庫で保存しましょう。
その場合2~3日で食べきるようにしましょう。
たくさん枝豆が手に入ったので一気に茹でてしまったなんて時は冷凍保存がおすすめです。
冷ましてから冷凍用のジッパー付き保存袋に入れて冷凍します。
最初から冷凍することが分かっているときは固めに茹でるといいでしょう。
先ほど説明した茹で方だと3分30秒~でしたが初めから冷凍すると決まっていたら2分ほどであげて大丈夫です。
冷凍した茹で枝豆は、冷凍庫で1ヶ月ほど保存出来ます。
解凍するときは冷蔵庫で自然解凍します。
急ぐときはレンジの解凍機能を使ったり流水で解凍してくださいね。
沸かしたお湯でさっと茹でるという方法もあったので、その際は塩加減など味見しながら調整してください。
また冷凍保存するときにさやを取りむき枝豆にして保存するのもおすすめです。
お料理の彩りに、パラパラとそのまま加えることができます。
むき枝豆で冷凍したときはさや付きより少し短い3週間ほどで使い切るようにしましょう。
また、枝豆を買ったはいいけどすぐに茹でられない・・・なんてときは生のまま冷凍することもできます。
茹で枝豆とほぼ同じで、枝から外し洗った枝豆の水気を良く取りジッパー付き保存袋に入れてなるべく平らになるように冷凍庫に入れます。
可能であれば急速冷凍がおすすめ。
解凍するときは凍ったまま調理します。
茹で方は基本的に生の状態と同じです。
ただ茹で時間を通常よりも1~2分長くしてださいね。
えだまめの豆知識
枝豆は美味しいだけじゃなく、とても有能な食べ物なんです。
ビタミン、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、葉酸・・・などなどたくさんの栄養素が入っているのですが、効能としては疲労回復、免疫力の向上、高血圧の予防、動脈硬化の予防、肝機能の改善、更年期障害の改善などに期待が持てます。
葉酸の含有量は野菜でトップクラスといわれ貧血の予防にも期待されていますし。DNAの合成にも関与することから妊娠中の女性は通常の2倍の葉酸を摂取することが国から推奨されています。
枝豆に含まれる必須アミノ酸のメチオニンの含有量は野菜の中でとトップで、メチオニンにはコレステロールの低下作用のほかに肝臓を守る働きもあるそうです。
ただし!食べすぎには注意してくださいね。
消化はあまりよくないので食べ過ぎることで腹痛の原因になることもあります。
また塩も使っているので塩分の取りすぎにも注意が必要です。
適度においしく、枝豆楽しんでくださいね。
まとめ
枝豆を塩茹でするのは味付け、甘みを引き立たせるため、色鮮やかに仕上げるためというのがわかりました。
皮に塩をふるのは皮ごと口に運ぶので皮に塩気をつけるためでした。
美味しい茹で方のコツは沸騰したお湯で茹でることとキッチンばさみでさやの端を切り落とすこと。
ぜひ試してみてくださいね。
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