ピーマンが腐るとどうなる!?見分け方や保存方法などを解説
ピーマンが腐るとどうなるの?
夏が最盛期のピーマンは、色鮮やかで人気の野菜ですよね。
夕飯などで頻繁に使う機会の多い野菜ですが、その多くは2〜3個の袋入りで販売されてますよね。
そのため中々使いきれず、放置してしまうケースが多くありませんか?
ピーマンを放置してしまうと当然腐りやすくなりますが、ピーマンは腐るとどのようになるのでしょうか。
ピーマンが腐るとどうなるの?
ピーマンが腐るとどうなるのか、見た目や中身の変化についてご紹介しますね。
形の変化
ピーマンが腐ると、見た目から十分変化を確認できます。
水分が少なくなる為非常にやわらかくなり、外側から茶色っぽい緑色に変色していきます。
中から茶色い汁がでてくるので、見た目から明らかな変化が見て取れます。
中身の変化
中を開けてみると、中の種は黒く変色していきます。
種が黒くなるのはピーマンが成熟してる証拠で、成熟してからの日数が経過しすぎると、
種が古くなり、黒く変色していきます。
その為、種が黒くなり始めたら腐っているサインです。
ピーマンの表皮に腐ったサインがなければ、取り除いて食せなくもないですが、
あまりオススメはしません。
味の変化
食べてみた時に、普段は苦味のあるピーマンに酸味を感じたら要注意です。
これは腐敗が原因で中身に酸味がある証拠なので、食することを控えてください。
ピーマンが腐ると臭いは?
ピーマンは腐ると、他の食べ物同様、強い異臭がしてきます。
生ごみに近い、酸味の強い臭いが特徴です。
これは劣化が始まり腐りはじめの合図なので、強い異臭を感じたら
すぐに腐ってないかを疑ってください。
腐り始めはそこまで強い異臭にならないため、腐敗臭を感じるほどの
匂いがする場合かなり腐敗が進んでいることが考えられます。
そのため、強い異臭がした時点でくれぐれも食さないでください。
匂いのチェックは、袋から出さずに行うとわかりやすいです。
ピーマンのカビは取れば食べられる?
購入してから日がたったピーマンには、カビが生えることがあります。
目に見えないくらいのカビが生えている可能性もあるので、
時間の空いたピーマンを使う際は十分注意が必要です。
ピーマンにできるカビには白いカビと黒いカビの2種類があります。
白いカビ
ピーマンのヘタ部分に白いワタのようなものがある場合、白いカビの可能性があります。
中身にまで侵食してる可能性もあるので、一度切って中身を確認してください。
白いカビは比較的毒性が弱いですが、食するのは控えたほうがよいです。
黒いカビ
ピーマンの表面が黒く変色してた場合は黒いカビの可能性が高いです。
黒いカビは白いカビに比べ毒性が強く、目の届かない部分にまでカビが広がっている可能性があります。
黒枯病
ピーマンの表皮に黒い斑点が現れたら黒枯病の疑いがあります。
葉から始まり茎に至ることもあり、病原菌によって壊死してるので食するのは控えましょう。
このように、カビが生えたら白黒かかわらず、カビが生えたピーマンは食することを控えましょう。
ピーマンの上手な保存方法
ピーマンを腐らせないように保存するコツは様々あります。
冷蔵での保存
ピーマンは比較的腐りやすい野菜のため、買った際の袋からはちゃんと出して保存しましょう。
その際一度洗うことでピーマンに付着している菌を取り除き、
水気が残らないように拭きます。
それから1個ずつキッチンペーパーで包みビニール袋に入れ口をゆるくしばり冷蔵庫の野菜室に保存します。
こうして保存するとひとつずつ個包装で保存されるため傷みにくく、腐敗防止になります。
冷凍での保存
冷凍で保存する場合先にカットなど、解凍後にすぐ調理できるように準備しておくと非常に便利です。
ヘタを切り、種などの中身をすべて取り出しておきます。
キッチンタオルなどで水気を取り除いたら、ひとつひとつを重ねないようにキレイに並べ、
ジップロックなどの密封型の保存用の袋に入れていきます。
あとは冷凍庫に入れておくだけ。
1個単位で買うことの少ないピーマンだからこそ、上手な保存方法を知っておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ここではピーマンが腐る原因、腐った際の臭い、腐らせない為の保存方ついてまとめました。
ピーマンは腐ると、茶色に変色し水分がでて実が溶けます。
異臭がするのでわかりやすく、見た目で判断しやすいのも特徴です。
さらに劣化するとカビが生えるので、白カビ黒カビに関わらず、
取り除いたとしても食べるのも控えたほうがよいです。
ぜひ上記の注意点に気を付けてピーマンを食してください。
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