マカロンの材料の粉は「アーモンドプードル」で、家にある「薄力粉」ではないんですよね。
「アーモンドプードル」が家にある方は少ないのでないでしょうか。
では、ケーキやクッキーは家にある「薄力粉」でつくれるけれど、マカロンは作れないのでしょうか?
薄力粉でおしゃれなマカロンが作れたら、すてきですね。お財布にもやさしいです。
「おしゃれなマカロン」が薄力粉で作れるか、調べてみました。
マカロンのアーモンドプードルを薄力粉で代用できる
マカロンは薄力粉でもつくれます。
薄力粉より少し高価なアーモンドプードル家に常備していない方も多いのではないでしょうか。
マカロンはアーモンドプードルではなく、薄力粉で作ることは可能です。
薄力粉でつくるマカロンのレシピも多く公開されていますが
薄力粉でつくるマカロンはお店で売っているようなマカロンとどう違うのでしょうか?
食感は?
作るときの分量は?
作り方は?
家の薄力粉で、お店で売っているようなマカロンが作れるのでしょうか?
ひとつづつお伝えしたいと思います。
マカロンのアーモンドプードルを薄力粉で代用した時の食感の違い
薄力粉で作ったマカロンはメレンゲと粉を混ぜたような食感になります。
お店で売っているマカロンはアーモンドプードルで作っているので、
買ったマカロンのような食感(「サクッ」「フワ」としたあと、溶けてしまう食感)とは違うものになります。
アーモンドプードルはアーモンドを粉末にしたものです。
つまり、アーモンドなので、
アーモンドの油分・風味・コクなどが影響をあたえます。
また、薄力粉のグルテンがないことも食感の違いを生み出してしまいます。
マカロンのアーモンドプードルを薄力粉で代用した時の分量は?
アーモンドプードルを薄力粉で代用しても重さは同じです。
マカロンの材料は卵白・アーモンドプードル(薄力粉)・グラニュー糖・粉砂糖です。
すべて同じ重さです。
卵白の重さ=薄力粉の重さ=グラニュー糖の重さ=粉砂糖の重さ
とても覚えやすい材料の比率です。卵白の重さを始めにはかってから始めると楽ですね。
マカロンを作る時のポイント
「アーモンドプードル」を「薄力粉」代用しても、作り方は基本は同じです。
ポイント1 メレンゲの泡立て具合
逆さにしても落ちないくらい、しっかりしたメレンゲを作りましょう。
泡だて器で持ち上げると、角が立つくらいまで、しっかりと泡立てます。
ハンドミキサーを使っている場合は、最後、泡のきめを細かくするため、「弱」にしましょう。
ポイント2 マカロナージュは慎重に
マカロナージュは
・ 生地につやがでる
・ヘラやカードですくって生地がつながって、ゆっくりリボン上に落ちる
・混ぜたあとの生地のあとがゆっくり消えるくらい。
ように、なったら完了です。
マカロナージュとは?
マカロナージュの言葉を知っている人はマカロンづくりをしたことがある人だけかな、と思います。
私も、初めて聞いたときは、マカロナージュ??何するの??という感じでした。
マカロナージュとは「生地とメレンゲの泡をつぶしながら混ぜ合わせ、生地のかたさを調整すること」なんです。
メレンゲを作ったあとに、薄力粉をいれますよね。そのあと、混ぜる作業を「マカロナージュ」といいます。
目的は「気泡を均一にすること」。
気泡が均一の状態で乾燥すると、あのマカロンを焼いたときの表面の「つるっ」とした感じになるんです。
マカロナージュが足りなくても、しすぎても、NGです。
なので、マカロナージュの終了の見極めはポイントです。
ポイント3 乾燥
乾燥は30分から1時間(目安)
室温で表面が乾いて、手につかなくなるくらいまで乾燥させましょう。
表面が乾しないまま、焼いてしまうと表面が割れてしまいます。
我慢が必要ですね。
もし、時間がない場合は、
余熱したオーブン100℃で3~8分でもできます。
急いでるときや、なかなか乾かないと思ったら、オーブン利用もいいですね。
乾燥している時間に、マカロンの間にはさむクリーム作りをすることもおすすめです。
まとめ
アーモンドプードルを薄力粉に変えて作ると、
見た目がマカロンみたいなお菓子ができます。
残念ながら、お店で売っているような食感のマカロンは薄力粉ではつくることは難しいです。薄力粉でつくったマカロンはアーモンドプードルのような食感とはちがってしまいます。
お店で売っているマカロンは苦手だったり、
お店のマカロンとは違う食感でも同じような形のものをつくりたい、
という方はいいかもしれません。
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