ひき肉とミンチの違いは何？代用できるの？賞味期限や保存方法も調査/loco_nut
ハンバーグの材料に欠かせないお肉。精肉コーナーでは「ひき肉」や「ミンチ」として売られていますが、この違いは一体何なのでしょうか？
ふと気になり調べてみると役立つ情報がたくさんあったのでご紹介します。
この他にもミンチの代用になるものや賞味期限、保存方法についてまとめています。
では早速見てみていきましょう。
ひき肉とミンチの違いは何？
結論から言えば、ひき肉とミンチの違いは呼び方の違いで、どちらも「刻んだ肉」を指しています。
ひき肉は牛、豚、鳥などのブロック状の塊の食用肉を細かく刻んで加工した肉のことです。「挽いた肉」ということで「挽肉」や「ひき肉」と表示されていることもあります。
ミンチは英語で言う「mince/ミンス（刻む）」の和製英語で、アメリカ英語とイギリス英語では意味が違います。アメリカ英語では「細かく切り刻む」という動詞であり、イギリス英語では「ひき肉」という名詞になります。
つまり、アメリカ英語を語源とする場合、イコール「肉」にならないので海外で使う場合は注意しましょう。
ちなみに、肉や魚、野菜の刻んだものを指す英語と違い、日本語では肉のみで、魚の場合は「すり身」になります。
ひき肉とミンチ代用できるの？
スーパーで売られているひき肉（ミンチ）の種類は、牛、豚、鳥、合挽肉があります。
また、ハンバーグや餃子、つくね、ミートソースなどひき肉を使ったレシピもたくさんありますよね。
牛ひき肉は食べ応えがあり、豚ひき肉はジューシー、鳥ひき肉はさっぱり、合挽肉は牛と豚のいいところの組み合わせという特徴があります。
このようにひき肉の特徴を覚えていると、レシピと違うひき肉を代用して作ることができるのでオススメです。
例えば、よりジューシーなハンバーグを作りたいなら、牛から合挽肉に変更し、ヘルシーに仕上げたい場合は合挽肉から鳥に変更します。
肉とは違うものを代用する場合、どのようなものがあるでしょうか？
最近、カフェやコンビニでよく目にする「大豆ミート」。
大豆ミートのように、ひき肉の代用品になるものが「豆腐」です。
豆腐を代用する際は、普段より濃く味付けすると美味しく仕上がります。
ひき肉とミンチの賞味期限
食べ物には賞味期限と消費期限が設定されています。
賞味期限は加工者が保証する「おいしさの期間」であり、消費期限は「安全に食べられる期限」を指しています。
賞味期限を過ぎても食べられますが、消費期限を過ぎたものはお腹を壊す可能性もあるので食べないようにしましょう。
ひき肉（ミンチ）の場合の賞味期限は冷蔵で2日程度ですが、スーパーで売られているひき肉には「消費期限」が表示されていますので間違えないようにしましょう。
この消費期限は肉の種類や加工方法によって異なり、ひき肉は加工中に空気に触れやすいため、他の肉より短く設定されています。
なかでも、鳥ひき肉は消費期限が1〜2日と牛や豚に比べて傷みやすいので、できるだけ買ってきた日に食べるようにしてください。
ひき肉とミンチの保存方法
鮮度が落ちやすいひき肉（ミンチ）は保存方法を工夫することで少しでも長く美味しさをキープすることができます。
すぐ食べる場合は冷蔵庫、長期保存する場合は冷凍庫に入れてください。
ひき肉は基本的に10℃以下で保存し、保存温度が下がれば可食期間も長くなります。
ドアポケット･･･6〜9℃
冷蔵室･･･3〜5℃
チルド（パーシャル）室･･･0℃
このように、冷蔵庫は下に行くほど温度が下がるので、ひき肉は冷蔵室の下段に入れるようにしましょう。
また、自宅の冷蔵庫にチルド（パーシャル）室の搭載がある人は、鮮度を長く保てるのでチルド室で保存してください。
大きな冷蔵庫の場合、野菜室が別途あります。
スペースは広いですが、3〜8℃と意外と温度が高いので肉や魚などの生鮮食品を保存するには向いていません。
購入したひき肉をすぐに使い切れない人には冷凍保存がオススメです。
冷凍保存すれば10日〜2週間保存することができます。
使いきれず余ったひき肉や買ってすぐ保存する場合は、容器から出しラップで100g〜200gずつ小分けにして冷凍してください。
空気を抜いてファスナー付きフリーザーバックに入れると、冷凍庫内で破れたり空気に触れる心配がないので便利です。
冷凍保存で鮮度を保つコツは、空気を抜いて小分けにすることと購入後すぐに冷凍することです。
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まとめ
ひき肉とミンチは言い方が違うだけで、英語を日本語化したものだったんですね。
ひき肉は牛、豚、鳥の3種類で肉によって特徴も違うので、代用すると色んな食感や味わいが楽しめます。また、豆腐はひき肉の代用になるので、ダイエット中やスーパーで売り切れの場合はひき肉に置き換えてみてください。
多くの料理に使われるひき肉ですが、10℃以下で保存しても賞味期限は2日と鮮度が落ちやすいので、安売りしていたとしても使う分だけ買いましょう。
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