とうもろこしの食べられる部分の重さは?
一粒の重さやカロリーは?
お料理の際にどのくらいなのか?と疑問になりますよね。
今回はそんな疑問を調べてみました
とうもろこしの食べられる部分の重さは?
とうもろこしは、全量350gですが、そのうちのひげ、芯、皮以外の食べられる部分は175gです。
とうもろこしの一粒の重さは?
一粒の重さは0.4gで0.3kcalです。
とうもろこしの1本のカロリーは?
とうもろこし1本の可食部175gのカロリーは156kcal、100gあたり89kcalになります。
他の野菜と比べると、カロリーが高めです。
とうもろこしは、様々な種類がありますが、その中でもスイートコーンが大きく成長する前に収穫された小さなヤングコーンは1本10gで100gあたり3kcalです。
普通のとうもろこし比べて低カロリーです。
|
とうもろこしの栄養成分(100gあたり)
食物繊維は3.0gで、腸内環境を整えて便通を良くします。
鉄は0.8mgで、野菜の中では、比較的に多く含まれています。鉄欠乏性貧血に欠かせない栄養素です。
ビタミンCは8mgで、美肌、アンチエイジングに効果があります。
カリウムは290mgで、コレステロールの低下、むくみ改善、血糖上昇の抑制などの効果があります。
ビタミンB1は0.12mgで、糖質の代謝に欠かせない栄養素です。
糖質は12.5gで、脳や身体を動かすエネルギー源として大事な栄養素です。
糖質は、野菜の中でも多く含まれているので、糖質が気になる時はヤングコーンを摂ると良いでしょう。
リンは100mgで、歯や骨の構成成分となります。
缶詰や冷凍のコーンは、糖質や食物繊維の量はあまり変わりませんが、たんぱく質やリン、ビタミンB1、B2を摂取できる量が少ないので、肉や果物など他の食材で補うと良いでしょう。
鮮度がよく甘いとうもろこしの選び方
とうもろこしは、収穫してから時間が経てば経つほど糖度が失われていきます。
その為、選ぶ時は鮮度を見極めることが何よりも大切です。
皮付きとうもろこしの場合は、皮の外側から見ても全体がふっくらしているもの、
(みずみずしく、水分がたっぷり含まれている為)
皮の緑が鮮やかでひげの先が茶色褐色でふさふさしているもの。
(粒がぎっしり詰まっていて、よく熟していて甘みが強い為)
軸が青く、切り口が乳白色で新鮮なものを選ぶと良いでしょう。
皮なしとうもろこしの場合は、
粒にへこみや隙間がなく、ぎっしり詰まっているもの。
皮つきと同様に軸が青く、切り口が乳白色で新鮮なものを選ぶと良いでしょう。
とうもろこしの保存方法
冷蔵庫で保存する場合
とうもろこしは鮮度が落ちるのが早いため、買ったらすぐに茹でましょう。
茹でたとうもろこしを温かいうちにラップで包み、粗熱が取れたら冷蔵庫で保存しましょう。
1週間ほど保存可能です。
冷凍庫で保存する場合
とうもろこしは茹でてから3㎝程度の輪切り、または粒をこそげて保存袋へ入れ、冷凍庫で保存しましょう。
1か月ほど保存可能です。
|
芯やひげも料理に活用できる?
コーンを取り除いた芯を鍋へ入れ、弱火で水と一緒に20~30分程煮ると、うま味と栄養分が出ているので、スープとして飲むのが良いでしょう。
また、ご飯を炊くときに芯を入れて炊くと炊き込みご飯ができます。
ひげは、お水で煮て、お茶やスープを作ることができます。
葉も同様、煮てお茶にすることができます。
出来上がったら、ひげ、葉は取り出しましょう。
とうもろこしの美味しいレシピ
とうもろこしのポタージュスープ
<材料 2人分>
生とうもろこし 1本
玉葱 1/8個
サラダ油 大さじ1
水 150ml
顆粒チキンスープの素 小さじ1
牛乳 100~150ml
塩 適量
ドライパセリ 適量
<下準備>
・とうもろこしは外皮をむいて水洗いし、包丁で実を削ぐ
・玉葱は繊維を断つように薄切りする
<作り方>
鍋にとうもろこし、玉葱、サラダ油を入れて中火にかけ、しんなりするまで炒める
他の鍋に水とチキンスープの素を入れ温めておく
“2”を加えて煮たったら弱火にし、鍋に蓋をして15分蒸し煮にし、火を止めて牛乳を加える
ミキサー又はブレンダーで攪拌し、網に濾して鍋に戻し入れ、中火で温める
塩で味を調えて器に入れ、パセリを振る
|
まとめ
とうもろこしは、一度に沢山食べることはあまりないと思いますが、糖質や食物繊維が多く含まれているので摂りすぎには気を付けましょう。
とうもろこしは鮮度が落ちやすいので、購入したら、できるだけ早めに調理して食べるのが良いですね。
前日にスープをつくっておけば、忙しい朝でも手軽に栄養を摂取することができます。
コメント