スーパーのドレッシングや調味料コーナーへ行くと、数えきれないほど沢山の種類が並んでいませんか?
つい、その前でどれが良いのか・・・と長く悩んでしまう私。
ある日「お酢」コーナーで、「アップルサイダービネガー」を見つけ、何だこれは!?と思いつつもそのままスルーし(笑)、
その後もやはり何なのか気になったので、その正体と一緒に普通のリンゴ酢との違いについても調べてみました。
アップルサイダービネガーとリンゴ酢の違いは何?
まず一般的なリンゴ酢は、リンゴ果汁にアルコールを添加し発酵をさせます。
その後に酢酸菌を加え、酢酸発酵をさせてお酢になります。
2段階に分けてアルコールや酢酸菌やらを加えて発酵をさせるんですね。
ではアップルサイダービネガーはどのように作られるのかというと、リンゴ果汁をある一定の温度帯(28℃くらい)で自然発酵をさせると、まずリンゴ酒に変化します。
そのリンゴ酒をさらに時間を置いて発酵させ続けると、菌を加えなくても自然発酵によってお酢に変わるんだそう。
かなり長い時間をかけて、りんごが持つ力だけでアルコール発酵と酢酸発酵をさせているんですね~。
アップルサイダービネガーは果汁100%で作られるので、リンゴに含まれる高い糖分よって
発酵がどんどん進むようです。
必要以上にろ過もされていないので、見た目も少し濁っています。
効果やメリットの違い
効果については、基本的に同じ「酢」なのでほぼ一緒です。
・ダイエット(脂肪分解を促す)
・むくみ改善(塩分を排出するカリウムが豊富)
・糖の吸収が穏やかになり脂肪が蓄積しにくい(酢酸の効果)
・美肌効果(クエン酸が肌の新陳代謝を促してくれる)
などがあります。
ただ、アップルサイダービネガーは製造過程で加熱を加えないので酵素がそのまま生きています。
つまり、アップルサイダービネガーは発酵食品でもあるんです!
そのため腸内環境改善にもおすすめ!
腸内環境を整えることで、便秘、肌荒れ、睡眠の質改善にも効果があるとされています。
リンゴ酢のメリット・・・安価で購入できる!
アップルサイダービネガーのメリット・・・リンゴ酢は3割程度しかリンゴ果汁が入っておらず、アップルサイダービネガーはストレート果汁100%なので、余計なものが入っていない。
また発酵食品の要素も含んでいるので、腸内環境を整えるというプラスアルファの効果が期待できます。
ただ、体に良いからと言って一度に大量にとるのは禁物!
そのまま飲む人はあまりいないと思いますが、薄めずに飲むと胃やのどの粘膜を傷つけてしまうので、必ず水で薄めるか料理で使うようにしましょう。
1日の目安量は大さじ1~2杯程度。
これをドリンクとして飲む時は5~10倍に薄めて飲み、調味料として使うときは野菜かけたり加熱したりするので濃度もそこまで濃くならずにとることができます。
アップルサイダービネガーとリンゴ酢の成分の違い
〈アップルサイダービネガー〉100㎖あたり
エネルギー:5Kcal
炭水化物:1.2g
カリウム:73㎎
〈リンゴ酢〉100㎖あたり
エネルギー:26Kcal
炭水化物:2.4g
カリウム:59㎎
リンゴ酢に比べてアップルサイダービネガーの方がエネルギー量が少ない!
そりゃエネルギー量にも違いが出ますよね・・・。
どうやら、発酵する際にリンゴの糖分を発酵しきっているから糖分が消費され、炭水化物量がかなり低い数字になるようです。
でもカリウムはアップルサイダービネガーの方が高いので、私含め、むくみにお悩みの人は少々高くてもアップルサイダービネガーを試してみる価値はありそうです。
アップルサイダービネガーのおすすめの使い方
酵素が生きているので、そのまま加熱せずに取り入れるのがおすすめ!
冷たい水やソーダ水にはちみつ、少しレモン果汁とアップルサイダービネガーを混ぜてそのままドリンクとして。
また、ドレッシングや酢の物、ピクルスなどにも合います。
リンゴ酢のおすすめの使い方
アップルサイダービネガー同様、ドレッシングやドリンクにも使えますが、酵素も発生していないので加熱料理にも使えます。
鶏肉と相性が良いので、リンゴ酢を加えた鶏の照り焼きや、鶏の南蛮漬けのタレとしても使えます。
まとめ
アップルサイダービネガーとリンゴ酢の違いは、製造工程にありました。
まさかアップルサイダービネガーが発酵食品だったとは!驚きです。
調べる前は、「サイダー」と名前に入っているから、きっとシュワシュワしている酸っぱいドリンク用のお酢なんだろうなと思っていましたが、良い意味で裏切られた感じです。
私は何時間寝てもスッキリした目覚めがないのと、むくみや吹き出物が悩みの種でした。
が、アップルサイダービネガーのポテンシャルにかなり期待が高まっています!
これは一度試してみようと思える結果になりました^^
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