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手にべたべたついてまとまらないナンのまとめ方、上手に作る方法

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ナンお菓子作り
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インドカレー専門店などで出てくるナンはモチモチでほんのり甘く、スパイシーなカレーにつけて食べるととてもおいしいですよね。

「ナンって特別な材料が必要」「焼くのが難しい」そんなイメージがあると思いますが、実はおうちでも簡単に作れるんです。

でもちょっとコツが必要。

手にべたべたついてまとまらないナンのまとめ方や上手に作る方法について紹介します。

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手にべたべたついてまとまらないナンのまとめ方

ナン

ナンはパンの一種で、イーストを使って発酵させます。

「発酵」と聞くと、難しそうなイメージですが、そこまで神経質にならなくても大丈夫。

意外に簡単にできてしまいます。

ただ、パンと同じで作るときに生地がべたついてまとまらないことがあります。

その原因は何でしょうか?

 

原因1 水分量が多い、水の温度が低い

全体の材料に対する水分の量が多いと、生地がなかなかまとまらず、べとつくことが多いです。

粉が抱え込める水分の量は決まっていて、それ以上の水分は粉に入っていかず、べとつきの原因になります。

「レシピ通りに水分を加えたのにべとつく!」ということもあるかもしれません。

そういう時は湿度が高かったりして、もともとの粉自体が水分を含んでいる可能性があります。

部屋の湿度を一定にするのは難しいので、レシピの量の水分一気に入れてしまわずに、1割ほど残しておいて、様子を見ながら残りを加えることをお勧めします。

また、材料の水や牛乳などの水分の温度が低いと、グルテンが形成されるまでに時間がかかり、べとつく原因になります。

 

原因2 使っている小麦粉の種類

レシピにもよりますが、ナンに使う小麦粉は強力粉の割合が多くなっています。

そもそも、小麦粉の種類には大まかに分けて薄力粉、中力粉、強力粉があり、薄力粉よりも強力粉の方がタンパク質が多いのが特徴です。

タンパク質には「グルテン」と呼ばれる物質が含まれていて、ナンの弾力を生み出します。

タンパク質の含有量が少ない薄力粉を使ってしまうと、なかなかグルテンが形成されず、べたべたの生地になってしまうのです。

 

ナンがべたついた時の対処法

「いろいろ注意して作ったけどべたついてまとめられない!」

そんな時は強力粉を手に付けて、台にも少量ふるってナンの生地をこねましょう。

強力粉を少量付けることで、べたべたの生地の周りに薄い膜を作って、まとめやすくなります。

ただ、あまり使いすぎると、生地に強力粉が入りすぎて硬い食感のナンになってしまいますので注意しましょう。

ナンを上手に作る方法

ナンを上手に作る方法をレシピと一緒に見ていきましょう。

◎4枚分の材料◎

・強力粉・・・140g

・薄力粉・・・60g

・砂糖(または蜂蜜)・・・15g

・塩・・・3g

・インスタントドライイースト・・・2g

・プレーンヨーグルト・・・60g

・サラダ油・・・10g

・水・・・70g

 

1.粉類、砂糖、塩、インスタントドライイーストは泡だて器などでよく混ぜておく

2.プレーンヨーグルト、サラダ油、水をよく混ぜておき、1に加える

(はちみつを使う場合はこの時に一緒に混ぜる)

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※ポイント:ヨーグルトや水はできれば常温のものを使ってください。

3.粉気がなくなるまでこねる。台の上に生地を出し、さらにこねる

4.表面が滑らかになったらボウルに戻し、一次発酵をする

30度前後の温度で約50分~。目安は約2倍弱の大きさになるくらいです。

5.オーブンを250℃に予熱する。

※ポイント:オーブンの鉄板を逆さまに刺した状態で余熱します。

6.生地を4等分にして、表面が軽く張るようにまとめ、15分ほど置く。

※ベンチタイムと言って、丸めた生地を少し置くことで、生地が緩んでのばしやすくなります

7.生地を両手で引っ張るようにのばして成形する。のばしたら、いったんオーブンシートの上に載せて少し置く。

※ポイント:一気に伸ばさず、少しずつでOKです

8.再び手でのばして好きな形に成形する

9.逆さまにした鉄板の上に載せ、250℃で5分焼く。

 

発酵などもありますが、ポイントを押さえれば上手にできますよ。

ぜひ、チャレンジしてみてください。

 

ホットプレートで焼く焼き方

ナンの生地ができれば、あとは焼くだけです。

先ほど紹介したように、オーブンで焼いてもいいのですが、もちろんホットプレートでも焼くことができます。

ホットプレートを200℃~230℃くらいに温めて、両面をそれぞれ3分から5分、色が付くまで焼くだけです。

すぐに焼けるのでカレーを数種類用意して、ホットプレートでナンを焼きながら食べれば、熱々の焼き立てナンが楽しめますね。

おススメなのは、耐熱の器にチーズを入れて、ホットプレートの隅で溶かせば、ナンにチーズをつけながら食べることもできます。

ホットプレートを使うことで、ナンの食べ方のバリエーションが広がりそうです。

ナンを保存する方法 (冷蔵・冷凍)

「ナンを作りすぎてしまった!」「いつでもナンを食べれるように保存しておきたい」

そんなとき、ナンの保存方法はどのようにしたらいいのでしょうか?

まず、ナンを常温に置いておくことは可能ですが、涼しい時期でも次の日までには食べてほしいです。

おうちで作るナンは添加物などを使っていないので、常温に置いておくと細菌が増える可能性があります。

また、常温に置く際は乾燥防止のためにラップなどでしっかり包んでから保存しましょう。

次に冷蔵保存です。これはあまりお勧めできません。

パンやご飯も冷蔵庫に入れるとパサパサになって美味しくなくなりますよね?

ナンも同じで、冷蔵庫に入れることででんぷんが破壊されて美味しくなくなってしまうのです。

ナンの保存に一番向いているのは冷凍保存です。

よく冷ましてから、1枚ずつラップに包んで、保存袋に入れて冷凍しましょう。

食べる時は、電子レンジで温めればOKです。

冷凍保存なら、焼き立てのおいしさのまま保存することができます。

 

まとめ

ナンがべたべたしてまとまりにくいときは、手や台に強力粉をふるって作業すると比較的上手にまとめることができます。

また、ナンを上手に作るにはいくつかのポイントを抑えることが大切です。

ナンはオーブンだけでなく、ホットプレートやフライパンで焼くこともできるのでみんなで楽しみながらナンを作って焼くのも楽しいですね。

作りすぎたナンの保存はラップで1枚ずつ包み、冷凍保存すればおいしさがしばらく長持ちしますよ。

おうちで本格カレーを作るときは、ぜひナンにも挑戦してみてくださいね。

 

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