2日目のカレーはコクが増して美味しい!とよく聞きますよね?
そんなカレーをお弁当で持って行きたいときに活躍するのがスープジャーです。
保温効果があるスープジャーに入れれば
食べる時に温めて直さなくてもちょうど良い温度で食べれるのでオススメです。
そんな便利なスープジャーですが、夏場は食中毒の危険性もあります。
今回は安心してスープジャーに入れたカレーを食べるための注意点や対策、スープジャーに入れてはいけないものなど、ポイントをご紹介します!
夏場のスープジャーに入れたご飯やカレーはどのくらいなら大丈夫?
夏場はもともと冬に比べて気温が高いため食品は腐りやすいです。
ですが、ご飯やカレーを正しくスープジャーに入れていれば5〜6時間以内であれば腐る確率は低くなります。
ですが、スープジャーを直射日光が当たる場所や車の中など高温な場所に置くのはやめてください。
保温機能があるスープジャーでも外気温の影響は受けます。
そのため、クーラーなどの入った涼しい部屋に置いていたスープジャーであれば
5〜6時間以内なら安心して食べれると考えてください。
あくまで目安の時間です。
食べる時にカレーやご飯が
⚫︎酸っぱい臭い、腐敗臭、納豆のような臭い
⚫︎糸を引いている、ネバネバしている、白や緑の斑点がある
⚫︎酸っぱい味、苦味がある、舌がピリピリする等
これらの違和感を感じた場合は迷わず食べるのをやめてください。
食中毒の原因になるためもったいないですが、食べずに捨ててください。
手作りカレーが腐ったらどうなるのか・・
もっと詳しく解説しています。
前日にひと手間でグーンと長持ちしますよ
詳しくはこちらの記事で
>>カレーが腐った時の見分け方、賞味期限はどのくらい?日持ちをさせる方法
夏場のスープジャーの注意点や対策はある?
安心して食べれる目安の時間が5〜6時間以内とお伝えしましたがいくつかの注意点を守った場合の時間になります。
スープジャーの使い方を間違えれば、菌を繁殖させてしまいますので、注意点と対策を合わせてご紹介します。
しっかり理解して使ってください。
温度管理
スープジャーに入れるご飯やカレーは熱々のものを入れてください。
よくお弁当など作る時におかずを冷まして入れますよね?
スープジャーの場合は食べやすい温度のご飯やカレーを入れると傷みやすくなってしまうため、菌の繁殖時間が加速します。
腐りやすい温度が30〜40度と言われています。
入れる前からぬるい温度のご飯やカレーを入れてしまうと、長時間腐りやすい温度をキープしてしまいます。
そのため、熱々のご飯やカレーを入れて少しでも菌の繁殖を遅らせることが大切です。
カレーはご飯よりも腐りやすいため
一度冷えてしまったカレーは、電子レンジで温め直すよりも直接コンロで温めなおしてください。
電子レンジだと、どうしても温めにムラが出る場合もあるためコンロで温め直すようにしてください。
スープジャーの予熱
食べ物が冷えやすくなるのは、容器に入れた瞬間です。
ひんやりしたスープジャーにご飯やカレーを入れてしまうと、一気に温度が下がってしまいます。
そのため、スープジャーを元々温めておくことをオススメします。
①少量の熱湯をスープジャーに入れる
②くるくるとスープジャーの側面を温めるように回す
③30秒〜1分程度続ける
この温め方をするだで入れた瞬間の温度低下を防ぐことが出来きます。
ご飯やカレーの量はたくさんいれる
ご飯やカレーを入れてスープジャーに隙間があると温度が下がりやすくなり、菌が繁殖しやすい温度になってしまいます。
そのため、スープジャーに隙間なく入れると温度低下を防げます。
スープジャーに入れてはいけないもの
スープジャーに入れてはいけない物がいくつかありますので、理由も含めてご紹介します。
ドライアイスや炭酸飲料
スープジャー内の圧力がドライアイスや炭酸飲料によって上がってしまい
蓋が破裂し中身が飛び散る危険性があるため
絶対に入れないでください。
生もの
加熱してない肉、魚や卵は腐敗しやすく腐敗してしまうと、ガスを発生させスープジャー内の圧力が上がり蓋が破損する可能性があります。
海鮮丼などお刺身とご飯の組み合わせでも生ものなので腐敗します。必ず加熱調理済みの物を入れてください。
非加熱の乳製品
乳製品の飲料や冷製スープなどは生もの同様腐敗しやすいため、スープジャーに入れるのは避けてください。
どうしても冷製スープを入れたい場合は必ず一度加熱して冷ました物を入れてください。
知っておきたい豆知識>>食材まとめはこちらから
まとめ
夏場にスープジャーにカレーを入れた時は直射日光が当たずクーラーの効いた涼しい場所に置いていた場合であれば
5〜6時間以内に食べ切ってください。
カレーをスープジャーに入れる時も予熱したスープジャーに熱々にしたご飯とカレーを
スープジャーいっぱいに入れて内部の温度を下げにくくすると菌の繁殖を防げます。
便利なスープジャーですが、ドライアイスや炭酸飲料など内部の圧を上げる物や
生もの、非加熱の乳製品やスープは腐敗しやすいため入れないでください。
正しく使えば寒い日でも暑い日でも
大活躍のスープジャーでお弁当生活をより一層楽しんでみてはいかかでしょうか。
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