アップルパイと紅茶、チョコパイとホットコーヒー。
サクッとしたパイと、おいしい飲み物のセットは、日ごろの疲れを癒してくれます。
パイ菓子を、手作り出来たら、もっと嬉しいですよね。
でも、パイ生地を一から手作りすると、とても手間がいります。
難しそう…なイメージもあります。
冷凍パイシートを使うと、とっても簡単においしいパイが出来あがりますよ!
オーブンが無くても大丈夫!
今回は、冷凍パイシートをトースターで上手に
焼く方法と、焼いた後の賞味期限、上手な保存方法、簡単レシピについて紹介します。
冷凍パイシートをトースターで上手に焼く方法
冷凍パイシートをトースターで上手に焼くには、ポイントがあります。
以下のポイントです。
・トースターを予熱しておく。(温度設定があれば、200℃)
・パイシートは、室温で固めに解凍する。
・穴があいていないパイシートは、フォークなどで穴をあけておく。
・途中で焦げそうなときは、アルミホイルをかぶせること。
・トースターによって、火の通り方が違うので、様子を見ながら焼く。
これらのポイントに気を付けて、手作りパイを作りましょう!
手作りパイの焼いた後の賞味期限
手作りパイを作ったけれど残ってしまった場合、どのくらいで食べないといけないのでしょう。
例えば、アップルパイの賞味期限は、冬なら常温で2日程度です。
夏はなるべく当日中に、早く食べましょう。
冷蔵保存でも、3日~5日程度です。
一方、冷凍保存すると、約1カ月くらいです。
長期間保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。
手作りパイの上手な保存方法
おいしく出来上がった手作りパイを上手に保存する方法を紹介します。
一番のポイントは、冷めてからラップに包むことです。
温かいままラップに包むと、湯気でパイがベチャっとしてしまい、せっかくのサクッとした食感が台無しになってしまいます。
冷蔵保存も冷凍保存も、ラップに包んで密閉容器に入れて保存します。
冷凍手作りパイを解凍するときは、ラップを外してレンジで解凍する方法と、前日から冷蔵庫へ移して解凍する方法があります。
そのあと、パイにアルミホイルをかぶせて、トースターで加熱します。
湿気てしまったパイも、再度トースターで加熱すると、サクサク感が戻ります。
実際に、冷凍パイを前日から冷蔵庫に移動させて解凍したパイを、トースターで加熱してみました。
焼きたてとほぼ同じ状態のサクサクしたパイになりました。
この方法なら、作り置きしておいた手作りパイを、いつでもサクサクの状態でおいしくいただけますよ!
簡単冷凍パイレシピ
ここでは、簡単にできる冷凍パイレシピを紹介します!
ミニミニチョコクロワッサン(小さいの8個)
材料:冷凍パイシート(10㎝×19㎝)、板チョコ 適量、溶き卵 適量
- 冷凍パイシートは、10分ほど室温に戻して、固めに解凍する。
- トースターはあらかじめ温めておく。
- パイシートを少し麺棒で伸ばして、4等分にする。
- 四角形の対角線で切って、三角形のパイシートを8個作る。
- 三角の底辺に板チョコひとかけらを乗せて、くるくると巻く。
- 巻き終わりを下にして、溶き卵をぬる。
- アルミホイルの上に、乗せて200℃のトースターで13分焼く。
※トースターの種類によって、加熱時間は違ってきます。
様子を見ながら、途中で焦げそうなときは、アルミホイルをかぶせてください。
私は、最初10分加熱して、3分追加しました。
焦げなかったので、そのまま焼きました。
ミニスイートポテトパイ(小さいの6個)
材料:冷凍パイシート(10㎝×19㎝)、サツマイモ 小1個、さとう 大3、牛乳 大4、シナモン 少々、溶き卵 適量
- サツマイモは、皮をむいて輪切りにし、柔らかくなるまで茹でる。
(煮汁が少し残って、サツマイモが簡単につぶせるくらいまで。)
- 麺棒でサツマイモをつぶして、さとう、牛乳、シナモンを加えて混ぜる。
- 水分が多いようなら、加熱して少し水分を飛ばす。
- 粗熱をとって、冷蔵庫に入れておく。
- トースターは温めておく。
- 室温で固めに解凍したパイシートを3等分にする。
- 3等分したら、その一つを、それぞれ4等分にする。
(底とかぶせる方で、6対作る)
- 底になる方にフォークで穴をあけて、かぶせる方には包丁で3つ切り込みを入れる。
- 底になるパイシートの上にサツマイモペーストをのせて、上からもう1枚パイシートをかぶせる。
- 周囲をフォークで押さえて、くっつける。
- 表面に溶き卵をぬって、トースターで焼く。
- 200℃のトースターで15分。
※トースターの種類によって加熱時間が違うので、必ず、様子を見ながら焼いてください。
最初から15分の設定で焼くと、途中で焦げる可能性があります。
食べた感想は、どちらもすごく簡単においしく出来ました!
焼きたてはもちろんサックサク、冷めても再度トースターで加熱するとサクサクに戻ります。
想像していた以上に、すごくお手軽に、手作りパイが出来あがりました!
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まとめ
以上のことから、冷凍パイシートをトースターで上手に焼く方法は、
・トースターを予熱しておく。
・パイシートは固めに解凍しておく。
・パイシートにフォークで穴をあけておく。
というポイントがあると分かりました。
トースターの種類によって、加熱時間は違うので、様子を見ながら焦げそうなときは、アルミホイルをかぶせることもコツです。
焼いた後の手作りパイは、常温で2日ほど、冷蔵で3~5日、冷凍で約1カ月の賞味期限です。
手作りパイを保存するときは、冷めてからラップに包んで、冷凍保存するのがおすすめです。
冷凍パイシートを使うと、驚くほど簡単に、しかもトースターでサクサクパイを焼くことができます。
冷凍保存で作り置きしてもおいしくいただけるので、色々なアレンジでおいしい手作りパイを試してみてはいかがでしょう!
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