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端午の節句のちまきは地域で違う!?意味や由来も調査

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端午の節句のちまきは地域で違う!?意味や由来も調査

5月5日は「こどもの日」♪同時に「端午の節句」でもあります。

この時期になるとスーパーでもかしわ餅などをよく見かけます。

私は西日本出身なので、小さい頃は家でおばあちゃんと一緒に「ちまき」を作りました。
確かスーパーでも販売されていたと思います。

関東に引っ越してからは「ちまき」を見かけることがなく、「かしわ餅」ばかり。

どうやら地域でかなり違うみたい!?

今回は地域によっての端午の節句の違いや、またその意味や由来について調査したいと思います。

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端午の節句のちまきは地域で違うの?

端午の節句に食べられている物は、大きく分けて3つあります。

関東地域 柏餅

1つは「かしわ餅」。あんこの入ったお餅が柏の葉にくるまれているもの。

こちらは主に関東地域で食べられています。

 

 

西日本地域 ちまき

2つ目に「ちまき」。団子を細長く成形し笹の葉にくるんだもの。

食べるときに砂糖などを付けて食べます。

こちらは主に西日本地域で食べられています。

 

 

東北、北海道など おこわ

3つめは竹の皮で包まれた「おこわ」。主に東北地方や北海道、また四国や九州の一部で食べられているそうです。

 

 

私はこの「おこわ」というのは初めて聞きました。

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その他、北海道の一部で「ケーキ」を食べる風習があったり、鹿児島や宮崎などの南九州地方では「灰汁巻(あくまき)」という、もち米を灰汁で炊いたものを食べる地域もあったりします。

 

 

それぞれ地域の気候や、食べられるようになった時代の世相によって食べるものにも違いがあらわれたようです。

端午の節句の意味は?

端午の節句の”端午”というのは、端(はじめ)の午(うま)の日という意味。

毎月5日を端午と言っていたそうですが、5月は季節の変わり目で病気などが流行りやすかったことから、厄払いとして5月5日を端午の節句として行事化されたようです。

日本に伝承されてからは、江戸時代に尚武(しょうぶ…武道を重んじるという意味)の節句となり、跡取りの男の子が無事に成長することを願う行事となりました。

またちまきは、その笹の巻いた形から”毒蛇”に見立てられ、それを食べることで無病息災を願ったとされています。

かぶとを飾るのは”災いから身を守る”という意味合いが。

こいのぼりには出世を表したり、邪気を払う5色(赤・青・黄色・白・黒)を使ったりしていることから魔よけの意味あいもあります。

とても縁起が良いものなので、男の子のいる家庭は是非飾って欲しいですね♪

 

最近では、お手軽に飾れるタペストリーも人気です!

丸めるだけで片付けも簡単にできるし、設置も壁に吊るすだけなので場所を取りません。

小さなお子さんがいるご家庭では、壊したりと危ない事もないのでおすすめです☆

 

 

端午の節句のちまきの由来は?

元々、端午の節句のちまきは中国から伝来したもの。

ちまきの”ち”は、芽(ちがや)という葉を用いたことが語源となっています。

日本には奈良時代には伝わっていたとされ、実際に端午の節句にちまきが庶民の間で食べられるようになったのは、江戸時代初期あたり。

かしわ餅の柏の葉は縁起が良い事から、江戸では柏の葉を使ったかしわ餅が広まっていったそう。

そこから、東日本ではかしわ餅、西日本ではちまきという風に分かれていきました。

元々ちまきというのは、中国の詩人”屈原(くつげん)”の死を供養するために作られたとされています。

屈原は国王の側近として従事し多くの国民からも慕われていた人物。

ただ、国王への陰謀をくわだてたとしてその後国を追われてしまいました。

そして自ら川に身を投げてしまいます。

国民はその屈原の死を悲しみ、供養のために米を詰めた筒などを河へ投げ入れました。

ただそのまま供物を流しては、川に住むという悪い竜に食べられてしまうので、竜の苦手な葉に包んで流すようにしたようです。

それがちまきの始まり。

ちなみに、その屈原の命日が5月5日だそう。

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それぞれの葉の効果は?

ちまきに使われる笹も、かしわ餅の柏の葉も、おこわを包む竹の葉も、全て抗菌作用があります。

まだ冷蔵庫もない江戸時代には、保存を長くするために抗菌作用のある葉っぱがよく使われていました。

ただ効果はそれだけではなく、葉に包むことで一定の湿度を保ち乾燥予防としても役立っています。
また、ちまきは武士が戦に行くときの携帯食としても使われていました。

香りも良く手も汚れないので、何かと”葉に包む”というのは理にかなっていたんですね。

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まとめ

端午の節句に食べられるちまき。

元々は中国から始まったものですが、無病息災を願った行事から、今では男の子の健やかな成長を願う行事へと変わってきました。

そして端午の節句に食べるものも、地域によって様々な形や味に変化していきました。

その時代や地域によってどんどん変わっていくのが、郷土料理の特徴なのかもしれませんね。

関東に引っ越してきてからしばらく”ちまき”を食べていないですが、久々に食べたくなりました・・・。

スーパーで販売してくれないかな。

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