家族があさりが好きでスーパーで手に取ってしまう!!
暖かくなってくると海で遊んで潮干狩りでたくさん採ってきたなどなど 食卓に並ぶことが多い「あさり」
美味しくて栄養豊富なんですよね。
そして、みそ汁や酒蒸し、パスタにピラフに何でも使いやすい食材ときてます。
でも、あさり持って帰って砂抜きしたまま忘れてしまっていて、次の日にみたら死んでしまっているのかのような感じ、、そんな時ないですか?
不安になりますが、冷蔵庫の冷たさで仮死状態になっているだけで生きている場合が多いです。
きちんとポイントを見極めてみてみれば大丈夫ですよ。
また、砂抜き後に頑固に閉じているあさりや水管が出てるっ!こんなあさりは食べれるの?
なんて疑問に思っているかたも多いのではないかと思います。
そこで、『上手に砂抜きする方法』と『食べれるかどうかのあさりの見分け方』
をご紹介していきます。
あさりの砂抜きの方法
あさりを入れたお料理を口に入れたときに「じゃりっ」なんて興ざめしたことのある方多いはずです。
うまく砂抜きが出来ていないとせっかく作った料理なのにちょっとげんなりしてしまいますよね。
そうならないようにきちんと、上手に砂抜きの出来るポイントをお伝えしますね。
準備するもの
ざるのついたバットや水切りかご
塩水(塩分濃度3% 水500mlに対して 塩大さじ1)
※塩水の温度は15~20度
あさりが一番活動しやすい水温なんですよ。25度以上になると死んでしまうのでご注意を。塩分濃度は海水と同じ3%で!
アルミホイルなど
・ざるのついたバットか水切りかごに、あさりを重ならないように並べます。
(吐いた砂を再度あさりが飲み込まないように)
・塩水をあさりが半分出る程度そそぐ。
(あさりもおぼれてしまうようです)
・ホイルなどをかぶせて暗くしましょう
(あさりは砂の中で生きていたので同じような環境を作るというわけですね)
・浸水時間は、買ってきたあさりは2時間 採ってきたあさりは4時間ほど
・あとは、カラをすりあわせるように ごしごし洗ってあげましょう。
このあさり食べれるの?-チェックポイント-
①腐った臭いがする
砂抜きをしたときに腐った臭いがしたら、死んで傷んだあさりが混じっています。
死んだあさりを取り除いて調理しましょうね。
②触っても出てきている水管が引っ込まない
残念ながら死んでいる可能性が高いです。
水管が出てしまっているあさりも取り除いて調理するのがよいでしょう。
③水が濁る
死んで腐ったあさりが混じっています。これも取り除きましょう。
④貝の口が開いている 以下のことが考えられます。
・冷眠している
スーパーなどに出回っているあさりは、鮮度を保つため冷眠という方法で保存されている場合があります。
これはパック内の温度1~5度に保ちあさりの活動を抑えて鮮度を保つのですね。
冷眠状態のあさりは砂抜きをやってみると1時間ほどで活動を再開します。
・海水の塩分濃度より低い もしくは 高い
海水の塩分濃度は3%。この濃度の塩水に浸けてみましょう。
塩分濃度が低いことで、あさりが弱って半開きの状態になることがあるんです。
④加熱しても口が開かない
残念ながら死んでおります。食べられません。
あさりの砂抜きは常温でもできる?
答えは水温による!です。
あさりにとって快適な温度は15~20度です。
この温度に調節する必要があります。
寒い時期や冷蔵庫の中ではあさりは鈍くなっていますので砂を吐けません。
また、暖かく25度以上の水温になると死んでしまいます。
逆に冷蔵庫の中などでも冷眠してしまいます。
砂抜きを一晩するとあさりは死んでしまうの?
一晩したからあさりが死ぬわけではありません。
前述したように条件によるわけです。
つまり・・・水温25度以上→死んでしまう
また冷蔵庫などで水温が低い→冷眠状態になり死んだようにみえることがあります
真水または塩分濃度が濃い!→呼吸ができず死んでしまいます
あさりの成分あれこれ
あさりにはタウリンが豊富に含まれていて血液サラサラ効果があり動脈硬化予防に効果的。
ビタミンB12も貝類の中でもトップクラスなんだとか。
ビタミンB12は神経や血液細胞を健康に保つので神経痛の改善にも役立ちます。
さらに、鉄分が豊富で貧血になりがちな女性にもとっても心強い食材ですよ。
まとめ
・一晩砂抜きしても砂抜きのポイントが守られていれば
基本死んでしまうことはないが、砂抜きのはじめにチェックして中に死んでいるものがあれば先に取り除くべしです!
・あさりの砂抜きのポイント
砂抜きの塩水は・・海水と同じ塩分濃度3%
水温は15~20度
あさりが半分顔を出すくらいの量
あさり同士が重ならないように
暗くしてあげること
購入したものは1~2時間 潮干狩りなど採ってきたもの3~4時間
ポイントをおさえて、簡単に砂抜きして、普段の献立においしくて栄養たっぷりのあさりを積極的に取り入れていきたいですね。
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