レタスやハム、フルーツ、マヨネーズ…
いろいろな具材を食パンに挟んで食べると最高に美味しいですよね。
そんなサンドイッチを手作りした場合、
常温で保存した方がパサパサしないのでは?
冷蔵庫で保存した方が日持ちするのでは?
どうするのが正解なのか、いまいち分からない方も多いと思います。
ここではそんな疑問にお答えしていきたいと思います!
サンドイッチを前日に作ったら冷蔵庫で保存するの?注意点
結論から言うと、サンドイッチは冷蔵保存が基本です。
生の野菜が入っている場合はなおさらですが、
食材は常温で保存していると傷みやすいものがほとんどなので
作ったらすぐに冷蔵庫に入れるのが無難です。
生野菜がなぜ常温保存NGかというと、菌が生きているからです。
食材に含まれる細菌は加熱によって死滅するものが多いですが、
生きている菌が含まれる生野菜をそのままサンドイッチに使う場合は
菌が増えないうちに食べるか、
菌が増えにくい冷蔵温度の環境で保存しておかなければならないというわけです。
生野菜を使ったサンドイッチの場合
生野菜を使う際のポイントとして、
野菜をよく洗った後にキッチンペーパーなどで水気をよく切ると良いです。
水気をよく切らないと、あとから出てきた水分が食パンに染み込み
べちゃべちゃとした美味しくないサンドイッチになってしまいます。
ゆで卵を使ったサンドイッチの場合
ゆで卵を使ったサンドイッチの場合
一度加熱しているため常温でも大丈夫なように思われがちですが、これもNGです。
殻をむいてしまったゆで卵は加熱してあっても
常温環境のもとでは菌が繁殖してしまうため、
必ず冷蔵庫で保存しなければなりません。
ハムも同様に、袋から開封した時点で空気に触れてしまっているため
そのまま常温にさらしてしまうと菌が繁殖してしまいます。
ハムを使ったサンドイッチも冷蔵庫で保存した方がよいでしょう。
ジャムやマーガリンを使ったサンドイッチの場合
ジャムやマーガリンを使ったサンドイッチの場合は、
数時間であれば常温においても大丈夫です。
ただし夏場など気温の高い環境では冷蔵保存しておいた方が安全です。
以上からお分かりのように、サンドイッチは基本的に
長時間常温にさらしておくと食中毒の危険性が高くなってしまいます。
そのためすぐに食べない場合は冷蔵庫に入れて保存しましょう。
持ち歩くなど冷蔵庫に入れておけない場合は
保冷剤を一緒に入れておき、できるだけ常温にならないよう工夫しましょう。
サンドイッチを作る注意点
またサンドイッチを作る段階での注意点としては、
できれば素手で作らない方が衛生的に保存する上では良いです。
手から雑菌が付着してしまったり、
体温で食材の温度が上がってしまったりする可能性があるので
ビニール手袋をして作ると最も衛生的です。
冷蔵庫保存したサンドイッチがパサパサにならないようにする方法
食パンやサンドイッチを、ラップなどせずに裸のまま放置すると
パンの表面から乾燥によりパサパサしてきてしまいます。
そのため冷蔵庫に入れるときは必ずラップをしましょう。
それでも多少パサパサしてしまうことがあるので、
ラップをする前にキッチンペーパーを軽く濡らして絞り、
サンドイッチを包んでからラップをすると
乾燥によるパサつきを防ぐことができます。
サンドイッチ→濡らしたキッチンペーパー→ラップ
の順番で包み、タッパーなどに入れて保存するのがおすすめです。
また最近ではワックスペーパーというものがあるのをご存知ですか?
クッキングシートのような質感で、
見た目が可愛らしい絵柄になっているものです。
100円ショップなどで簡単に手に入ります。
ワックスペーパーは食品の乾燥を防止する効果があるので
こちらを使うことも一つの手です。
さらに見た目がおしゃれになるので一石二鳥です。
手作りサンドイッチの日持ちはどのくらい?
サンドイッチを手作りした場合は、なるべく翌日には食べ切るようにしましょう。
冷蔵保存して菌の繁殖を抑えたとしても、
長期間冷蔵庫に入れっぱなしにしておくのは危険です。
ただしマーガリンやジャムなど調味料系のものは
調味料自体に保存料が含まれているため比較的長持ちします。
手作りのサンドイッチは冷凍できるの?
サンドイッチをより日持ちさせるために冷凍保存できるのか
疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
使う食材を選べば、冷凍保存は可能です。
注意点としては、生野菜など水分の多い食材は
解凍してから食感が変わってしまうので使用しないことです。
またハムはそのまま使用せずに加熱しましょう。
雑菌が増えるのを抑えられます。
ジャムやツナマヨ、コロッケ、カツは
冷凍しても美味しく食べられるのでおすすめです。
解凍方法は自然解凍か、コロッケやカツは電子レンジでもOKです。
冷凍保存しておけば食べたいときに食べられるので便利です。
ただし、日持ちはそこまで長くはないので
1週間程度で食べ切るようにすると良いです。
まとめ
サンドイッチの保存は基本冷蔵です。
どんな食材であれ、時間が経つと傷んでしまうので
食中毒を予防する面でも常温での保存には気を付けましょう。
また上手く保存すれば、時間が経ってもふわふわしたサンドイッチをキープできます。
ただし、上手に保存できたサンドイッチも翌日には食べ切りましょうね。
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