我が家でも食卓で人気の「ごぼう」。
みなさんのお宅でも「きんぴら」「サラダ」「煮物」「天ぷら」などいろいろな料理で活躍しているのではないでしょうか。
春から初夏にかけて収穫される「新ごぼう」は普通の「ごぼう」と同じ下処理で食べていませんか?
皮はどこまでむくの?どうやって保存するの?冷凍しても大丈夫?
新ごぼうを料理するとき、一度はもつ疑問を調べてみました。
新ごぼう下処理の仕方で皮はむくの?
皮は「軽くたわし(アルミホイル)でこする」程度
ごぼう皮をむいていて、
「どこまでむくの?」
「むきすぎて、ごぼうが細くなってしまった、、、。」
など、悩んだことは誰にでもあるのでないでしょうか。
私も、たわしでこすっていて、どこまでこすればいいの~?!となったことも。
「新ごぼう」は普通の「ごぼう」とは下処理は違います。
皮は「軽くたわし(アルミホイル)でこする」程度
新ごぼうの皮はとても薄いので、包丁で皮をむかなくても大丈夫です。
軽くたわしでこする方法で簡単にとれます。
家に、たわしがない場合は、アルミホイルを丸めてものでこする方法でもOKです。
気にならなければ、手でこすり洗いするだけでも。
栄養豊富なごぼうは「皮にも栄養」が含まれています。
せっかく旬の時期しか手に入らない「新ごぼう」、皮の部分も栄養もしっかりいただきたいですね。
新ごぼうの上手な保存方法
ケース1 泥がついている
泥がついている状態では、「新聞紙とポリ袋に包んで」 野菜室で保存してください。
そのとき、新聞紙をすこし霧吹きなどで湿らせておくとさらに長持ちします。
ケース2 洗ったあと
洗ったあとの状態では、「ポリ袋に入れて」 野菜室で保存してください。
どちらも「立てて」保存が望ましいといわれてます。
野菜は収穫後も成長し続けるといわれていて、横にして保存をすると上に伸びようとして栄養を使い、鮮度が落ちるのが早くなります。
だから、土の中と同じ状態で保存することが1番いいんです。
ちなみにごぼうは細い方が下なので、間違えないようにしてくださいね。
立てて保存が望ましいとわかっていますが、我が家の野菜室は「1本のごぼうを立てて」いれることはできません。
そんなときは、2つか3つかに切ってから、保存するといいですよ。
泥がついている状態なら、新聞紙にくるんで冷暗所に立てて保存でも1か月ほどもちます。
ただ、皮をむいたごぼうは1週間程度で食べましょう。
食べきれない場合は、下処理をして冷凍保存をおすすめします。
次に便利な冷凍方法についてお伝えします。
新ごぼうの冷凍方法と解凍後の使い方
1、冷凍方法
「カットして、ゆでて」からジップロックなどの保存袋にいれて冷凍しましょう。
これで1か月ほど保存できます。
冷凍方法のポイントを4つ紹介します。
ポイント1 ゆでる
「ゆでて」から保存しましょう。
ごぼうは皮をむいて、少し時間がつと茶色く変色してしまいますよね。
ゆでて、酵素の働きをとめて、変色しないようにしています。
ゆでないでカットして、冷凍もできますが、そのときは酵素がはたらくので少し茶色くなってしまいます。後でしょうゆで煮るから、、、など気にならない場合は生のまま冷凍しても問題ありません。
ポイント2 冷やす
冷やしてから入れないと、袋の内部に水滴がついて不衛生です。
また、熱によって冷凍庫の中の温度が上がって、他の食材を痛める原因にもなります。
急いでいるときは、保冷剤をのせると早く冷めて便利ですよ。
ポイント3 水分はふきとる
ゆでたあと、キッチンペーパーなどで水分はふき取りましょう。
このひと手間で霜がつかず、味が落ちにくくなります。
ポイント4 たいらにする
食品はおいしさを損なわないために、短時間で冷凍することが大切です。
そのために、保存袋がうすく、たいらになるようにしましょう。
短時間で冷凍するために、金属トレイの上に保存袋をいれて、冷凍庫にいれるのもいいですね。
2、解凍後の使い方
冷凍していたごぼうは、凍ったまま そのまま 汁物、炒め物などにいれて、加熱調理をしましょう。
冷凍するときに、使う分小分けにしておくと、そのまま豚汁や煮物に入れられます。
食べる野菜の種類や量も増やすことができ、便利です。
新ごぼうの葉っぱの食べ方
ゆでて、一晩水につけてあく抜き をしてから、調理しましょう。
つくだ煮にしても、炒め物にしても、おいしいです。
葉っぱだけではなく、くきも一緒にいただきましょう。
まとめ:
新ごぼうの皮は 「軽くたわし(アルミホイル)でこする」程度 むきましょう。
保存は泥がついている状態なら新聞紙とポリ袋に包んで立てて野菜室にいれましょう。
洗ったあとはポリ袋にいれて冷蔵庫にいれて、1週間くらいで食べてください。
冷凍は 「カットして、ゆでて」 からジップロックなどの保存袋にいれて冷凍庫へ。
食べるときはそのままお鍋にいれて加熱調理すれば、簡単です。
葉っぱはゆでて一晩つけてあく抜きしてから、調理してくださいね。
旬の時期しか手に入らない「新ごぼう」をたくさん味わいましょう。
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