米油の賞味期限はどのくらい？酸化した場合の見分け方～上手な保存方法

最近では色々な種類の油が、近くのスーパーでも手に入るようになりましたね。

その中でも、私が注目した油は、アンチエイジング、美肌効果のある米油です。

そんな米油をおいしくいただくために、米油の賞味期限や、酸化した場合の見分け方、上手な保存方法について調べてみました。

 

米油の賞味期限はどのくらい？

米油の賞味期限は、未開封で保存した場合、製造日から1～２年です。

保存容器によって賞味期限は決まるので、缶の容器では製造後２年、ペットボトルでは１年～１年半ほどです。

開封後の賞味期限は、１～２カ月で使い切ると風味がかわらずおいしくいただけますので、なるだけ早く使いましょう。

 

米油の酸化した場合の見分け方

早く使ったほうが良いのはわかったけれど、油を期限内に使うのはなかなかできないですよね。

なので、期限がすぎた油は使えるのかを見きわける方法、米油の酸化した場合の見分け方についてお伝えしますね。

 

米油は、酸化を遅らせるビタミンEが豊富で、酸化に強いのが特徴です。

それでも空気にふれると酸化してしまいます。

酸化した場合の見分け方は、開封時と比べ、

「色が濃くなる」

「嫌なにおいがする」

「揚げ物の際に、泡立ちが激しくなる」

「油切れが悪くなる」

「ドロっとした状態になる」ことがあげられます。

このような場合は、油が傷んでいる証拠なので処分してください。

 

米油の上手な保存方法

では、少しでも長持ちさせるために、米油はどのようにして保存すればいいのでしょうか。

米油の上手な保存方法は、米油の酸化の進行をおくらせるために、光の当たらない冷暗所に置くのがおすすめです。

なるべく空気に触れないようにするため、栓をきっちり閉めておくことも大事なポイントです。

冷蔵庫で冷やすと、米油中の成分が冷えて固まって、白く濁ることがあるので、常温保存をオススメします。

米油に含まれる栄養素は？

米油は、体にいい、すぐれた栄養素が豊富に含まれているとは聞くけれど、具体的にどんな栄養素が含まれているのでしょう。

・オレイン酸：悪玉コレステロール値を低下させる働きがあります。

・リノール酸：血中コレステロール値を低下させ、血管の効果を防止してくれます。

・ビタミンE：体内の脂質を酸化から守り、シミ、シワを防いでくれ、アンチエイジングにつながります。

・トコトリエノール：抗酸化作用が特に高いビタミンEの一種で、スーパービタミンEです。

・植物ステロール：コレステロールの体内への吸収を阻害してくれます。

・ガンマオリザノール：米油特有の栄養素で、胃腸神経症などの改善に効果があります。

 

聞いたことのない舌をかんでしまいそうな難しい名前の栄養素もありますが、これらの栄養素は、ひとの健康に有効な成分で、複雑な現代社会人には欠かせないものとなっています。

 

また、米油は、ほかの油と比べて、オレイン酸とリノール酸がバランスよく含まれています。

米油を食べることで、体にいい栄養素がバランスよくとれるとは、ほんとにいいことだらけですね！

 いいことだらけの米油を、せっかくなので賞味期限内に美味しい状態でいただきたいものです。

 

米油のお勧めの使い方

 米油は、抗酸化成分がたくさん含まれているため、劣化しにくく冷めてもおいしい油です。

また、素材を引き立て、うまみを引き出す油です。

なので、お弁当のおかず、揚げ物、ドレッシングなど幅広いお料理に使えます。

 

お菓子作り

バターのかわりに米油を使って、クッキーやマフィンを作ると低カロリーで体にやさしいお菓子が出来ます。

特に揚げ物は、油切れがよく、カラッとあがり、胃もたれなくおいしく仕上がります。

サラッとしていてクセがないので、どんなお料理にもお勧めです。

 

ドレッシング

私はいつも作っているドレッシングのオイルを、米油にかえて作っています。

オイル、レモン汁、すし酢、塩、ブラックペッパー（分量は適当、お好みで）を混ぜて作るのですが、お手軽で美味しいドレッシングが出来ます。

 

気分を変えたいときは、ポン酢を足したり、マヨネーズを入れたりしてアレンジします。

季節の野菜とお肉を、フライパンでオイル蒸しにするレシピは、簡単調理で栄養を効果的に体に取り入れることができます。味付けは、シンプルに米油と塩だけです。

 

ごはんを炊くときに

また、ご飯を炊くときに、米２合に米油を小さじ1足すだけで、もっちりおいしいご飯が炊けるそうです。

いつも使っている油を、米油にかえるだけで、よりおいしく、体にいいお料理になるんですね。

私もぜひ試してみようと思います！

 

 

米油の価格は？

このような万能な米油ですが、いざ使ってみるとなると、気になるのが価格です。

調べてみると、米油の価格は、６００gで５００円から６００円ぐらいでした。

私は、もっと高価な油だと思っていたので、これくらいのお値段なら、気楽に試せる金額です。

いつも使っている油よりは少々高めですが、家族の健康とおいしいお料理につながるのであれば、お財布にやさしい健康活動といえるのではないでしょうか。

 

まとめ

 米油の賞味期限は、未開封で1～２年。開封後は１～２カ月で使い切るのがおいしくいただけます。

酸化した場合は、色やにおいの変化があったり、揚げ物の際に泡立ちが激しくなったり油切れが悪くなります。

そのような状態が確認できたら処分してくださいね。

 

上手な保存方法は、栓をきっちり閉めて、直射日光の当たらない冷暗所に置くといいでしょう。

おいしくて体にもいい米油。どんどんお料理にとりいれて、家族みんな健康で美しくなりたいですね。