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チョコレートに白いカビ!?食べても大丈夫?食べれる見分け方保存方法

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チョコレートお菓子作り
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放置していたチョコレートをいざ食べよう!と思ったときに白い粉のようなものがついていたり、表面がカピカピになっていたりして、

「これって食べて大丈夫!?ひょっとしてカビ!?」

と思った経験はありませんか?

実はその白い粉、食べられるのか・食べられないかでいうと食べても大丈夫です。

では一体この粉の正体はいったい何なのでしょうか!?

その謎を解明していきたいと思います。

 

どういう状態になったら食べない方が良いの?

今回はチョコレートの日持ちや食べられる見分け方や上手な保存方法について紹介していきたいと思います!

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チョコレートに白いカビ!?食べても大丈夫?

チョコレートの表面に白く粉がふいたようになる劣化現象のことを「ブルーム現象」といいます。

ブルーム現象は、主にファットブルームとシュガーブルームの2つに分類されます。

この2つの原理を説明していきたいと思います。

 

ファットブルームとは?

まず、ファットブルームの主な原因はチョコレート保存時の温度変化です。

チョコレートには、ココアバターと呼ばれるカカオ由来の油脂分が多く含まれています。

28℃前後で溶け始めるこのココアバターは徐々に温度が上がるにつれ分離し、

チョコレートの表面に浮き出てきます。そうすると本来のつやが失われ、白く粉がふいたような状態へと変化してきます。

 

シュガーブルームとは?

次にシュガーブルームの主な原因はチョコレートに水分が混ざることです。

チョコレートに水分が混入し、一定時間放置されると、チョコレートに含まれている砂糖が水分へと溶け出します。

そうすると砂糖を含んだ水分がチョコレート表面へと染み出して水分だけが乾燥して蒸発することで、表面に砂糖のみが残された状態となり、白い粉がふいたようになります。

 

こうしたブルーム現象はチョコレートだけでなくカレーのルーやココア、脂質の多いクッキーなどでも起きることがあります。

こうした食品にも同じような白い粉がついていても害はないので安心してくださいね!

 

チョコレートが白くても食べれる見分け方

チョコレートが白くなっている原因は先に述べた「ブルーム現象」によるものです。

なおチョコレートは水分が3%以下と非常に少ないため、カビが生えることはありません。ですから白い粉はカビではないので安心してください!

 

しかしブルーム現象を起こしたチョコレートは、舌触りが悪くなり、ぼそぼそとした食感に変化しています。

また見た目が悪くなるだけでなく、風味が落ち、本来の味わいも損なわれます。

ブルーム現象が起きて劣化してしまったチョコレートを元の状態に戻して美味しく食べたいという方もいるかと思います。

しかし一度ブルーム現象が起きてしまったチョコレートを元の状態に戻すことは非常に困難です。

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なぜならチョコレートに含まれているココアバターは、温度が28℃前後で溶け出し、結晶構造が変化するため、一度でも変化してしまうと結晶は元の形には戻りません。

そのため、市販されているような加工されたチョコレートの場合、ほぼ不可能だといえます。

ですから、適切な温度管理をして保存をすることがチョコレートを美味しく食べる上で最も重要です。

温度が20℃以下、湿度50%以下の状態の環境を維持して保存することが理想です。

 

白くなったチョコレートの食べ方

もしブルーム現象を起こしてしまった場合、そのままでも食べられますが、白い粉が気になるようでしたらガトーショコラやテリーヌといったお菓子に作り替えてみてはいかがでしょうか。

ココアパウダーなどを足せば風味も補えて、美味しく食べることが出来ると思います♪

お菓子作りは面倒だ!という方は、

 

チョコレートフォンデュにしてしまいましょう!果物等やお菓子をつけて食べれば美味しく、楽しいデザートになると思います♪

 

チョコレートの上手な保存方法

ブルーム現象が起こることが、チョコレートの劣化原因です。

ですからブルーム現象を起こさないために

  • 日光が直接当たらない場所に置く。
  • 暖房がよく効いている部屋や車内に置かない。
  • ストーブ・ヒーターなどの近くに置かない。

ということが重要です。

チョコレートは想像以上にデリケートな食品です。

品質を保つために特に温度と湿度に気をつけましょう。

 

まとめ

チョコレートはデリケート!

白い粉の原因は「ブルーム現象」という劣化現象のためであり、食べても害はないということを知り安心した方も多いと思います。

 

お菓子作りの時に、沢山買い出ししすぎて気づいたら使わなかった板チョコが山積みに…なんて事にならないように

賞味期限が極端に短いというわけではないので安心してついつい放置しないように。

せっかくのチョコレートを劣化させずに食べたるために、チョコレートを保存する際には温度・湿度に

気をつけて保存してくださいね!

 

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