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たけのこのあく抜きを失敗した時の原因~そんな時の対処法と上手なやり方

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たけのこ たべもの
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春に旬を迎えるたけのこ。みそ汁や煮物などに入れるととっても美味しいですよね。

でも、たけのこを食べる上でいちばん大変なのがあく抜き。

 

いろいろ調べてやってみたけど、食べてみたらまだえぐみが残っている…

あく抜きには守らなければならない手順がたくさんあるので、

失敗してしまう人も意外と多いんです!

そんなときのために、失敗しても美味しく食べられる方法を教えていきます。

 

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たけのこのあく抜きを失敗した原因

たけのこあく抜き

たけのこのあく抜きを失敗してしまう原因はいくつか考えられます。

 

たけのこのあく抜きを失敗してしまう原因1

1つ目はあく抜きに使う材料。

一般的に米ぬかや重曹を使うことが多いですが、

これらは家に常備していることはあまりないと思いますので

なんとかこの2つを使わずにあく抜きをしようとしてしまうと失敗の原因になります。

 

米ぬかも重曹も手に入らなかったとき、米や米のとぎ汁で代用できるとも言われています。

ただ、米は米ぬかに含まれる成分を取り除いてできるものなので

米ぬかほどの効果は得られにくいと思って良いでしょう。

米ぬかにはたけのこに含まれるえぐみの成分とくっつく成分が含まれており、

煮たときにあくとしてたけのこの外に一緒に放出されることでえぐみが抜けていきます。

米や米のとぎ汁にはこの成分がわずかにしか含まれていないため、

えぐみが抜けにくくなってしまいます。

そのため米ぬかや重曹を使ってあく抜きをした方が失敗しにくいです。

 

たけのこのあく抜きを失敗してしまう原因2

2つ目は時間。

あく抜きが大変に感じるのは、とても時間がかかるからなんですよね。

後ほど上手にあく抜きする方法をお伝えしますが、

火にかけたり待ったりする時間が非常に長いです。

そのため待ちきれず少し時間を短縮してしまうと十分にあくが抜け切れず

えぐみが残ってしまう原因になります。

たけのこを火にかける時間、冷ます時間、寝かせる時間、

それぞれしっかりと守るために、時間に余裕があるときに行いましょう。

ただし、日が経つにつれてえぐみの成分は増えてしまうので

なるべく早くあく抜きに取りかかるのも失敗しないための方法の1つです。

 

大きな原因として2つ述べましたが、他にもおさえるべきポイントがあるので

上手にあく抜きする方法と一緒にお伝えしていきますね。

 

 

たけのこのあく抜きを失敗した時の対処法

たけのこあく抜き

もうすでにあく抜きに失敗してしまったたけのこを

どうにかして美味しく食べる方法を探している方もいらっしゃるでしょう。

捨てなくて大丈夫です。まだ方法はあります!

 

その1.もう一度あく抜きする

ようやくあく抜きが完了したたけのこをいざ食べてみたらえぐい…!

そんなときにもう一度米ぬかを入れてあく抜きをする方法があります。

基本的にあく抜きは皮がついた状態で行いますが、これはたけのこの旨味成分が

皮がついていることで逃げにくくなるためです。

そのため、皮をむいてしまったたけのこをもう一度あく抜きすると

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えぐみは消えますが旨味や香りも少なくなってしまいます。

 

その2.カルシウム豊富な食材と一緒に煮る

先ほど米ぬかの成分についてご説明しましたが、

たけのこのえぐみにくっつくのは米ぬかに含まれるカルシウムです。

そのためカルシウムの豊富な食材と一緒に煮ることで

さらにあくが抜けていくというわけです。

たとえば牛乳と一緒に煮てクリーム煮にしたり、ひじきなどの海藻類や

豆腐などの大豆製品と一緒に煮物にしたりするとえぐみを感じにくくなります。

煮たときに出たあくをしっかり取ることを忘れないでくださいね。

ただ、これらは米ぬかほど効果はありませんのであくまでも失敗したときの対処法です。

最初から牛乳で煮ても上手にあく抜きはできません。

 

その3.大根おろし汁に漬ける

大根をおろした汁と同量の水に塩少々を入れたところにたけのこを漬けると

あく抜きができると言われています。

大根おろしの成分がどのような働きをしているのかはっきり知られていないようですが、

筆者も実際にやってみたところ本当にあく抜きができました!

ただ、大根おろしの味は多少たけのこに移ってしまいますが

調理する前に下茹ですれば気にならなくなります。

こちらの方法はかなりおすすめです。

 

こちらも合わせて知っておいてくださいね。
>>タケノコのえぐみは体に悪い?えぐみの原因や取り方は?

たけのこのあく抜きの上手なやり方

 

それではここから失敗しないための上手なあく抜き方法を順に説明していきます。

手に入れたたけのこはできるだけ早くあく抜きをすると失敗しにくいです。

 

➀土がついていたら洗い流します。

②穂先を斜めにカットします。この部分は皮なので、切り口の真ん中に

たけのこの実が見えるくらいまで切り落として大丈夫です。

➂切り口から縦に少し切り込みを入れます。

これは茹でた後に皮をむきやすくするためです。

➃たけのこの下の方にイボイボがついていた場合は切り落としてOKです。

⑤たけのこが全て入る大きさの鍋に浸るくらいの水を入れ、

米ぬか(たけのこ1本につき1/2カップ)と唐辛子(種つきのまま1本)を入れます。

⑥中火で沸騰直前まで火にかけます。

⑦沸いたら弱火にし、落し蓋か平らなお皿で蓋をして吹きこぼれないように茹でます。

(たけのこのサイズにもよりますが、30分~2時間程度、たけのこのいちばん硬い部分が

やわらかくなるまで火にかけます。)

水が減ってきたら適宜追加してください。

➇やわらかくなったら火を止め、そのまま冷めるまで放置します。

茹で汁は絶対に捨てないでくださいね。

➈しっかりと冷めきったら、水で洗い流し皮をむきます。

このときに食べやすい大きさに切ってもOKです。

保存容器にたけのこが浸かるくらいの水を入れて冷蔵庫に入れておけば

5日~1週間程度は日持ちします。

 

 

まとめ

たけのこ

たけのこのあく抜きは大事なポイントがたくさんあるので

失敗しやすいかもしれませんが、たとえ失敗してしまっても

いろいろな方法で捨てずに活かすことができます!

皆さんもぜひたけのこを美味しく食べてくださいね。

 

たけのこのあく抜きが成功したら冷凍保存もしてみてね
>>たけのこ水煮開封後の保存方法!!腐ったらどうなる?冷凍保存の仕方

 

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