ケーキを手作りするときに、必ず必要な道具に、ケーキ型があります。
ケーキ型には、底が取れるものと取れないものがあります。
私は、それぞれのケーキ型を持っています。
底が取れるケーキ型は、焼いた後に取り出しやすいなと思い、購入しました。
使ってみると、チーズケーキなど特に生地のゆるいケーキを作ったときに、底のプレートのすきまから生地が漏れてしまいました。
今回は、底が取れるケーキ型を使うとき、生地が漏れないようにするにはどうすればいいか、取れないケーキ型の方がいいのかについて書いていきたいと思います。
底が取れるケーキ型は生地が漏れる、どうしたらいい?
取り出しやすい底が取れるケーキ型を使ってケーキを焼くと、生地が漏れることがあります。
せっかく焼いたおいしいケーキを、最後に取り出すのに失敗してしまったら、泣きたくなりますよね。
ケーキ型から生地が漏れてしまわないようにするには、型に、クッキングシートを敷くのが一番のおすすめです。
生地は、どうして漏れるのでしょうか?
生地が漏れてしまうのには、原因がありました。
それは、以下の原因です。
・型の底面のつく部分が、ぴったり収まっていない。
・焼くときに、オーブンの角皿の中心部分がふくらんでいる。
(→型を置いたときに底が浮いてしまう。)
・生地がゆるすぎる。
型にクッキングシートを敷くと、底が取れるケーキ型でも生地が漏れずに焼くことが出来ます。
底が取れないケーキ型の方がいいの?
底が取れないケーキ型は、例えばスフレチーズケーキなど、お湯をはって作るケーキの場合がおすすめです。
いずれにしても、底が取れるケーキ型、取れないケーキ型どちらを使っても、クッキングシートを上手に敷けば、きれいに仕上がります。
取れるケーキ型の使い方、取れないケーキ型の使い方
次に、底が取れるケーキ型と取れないケーキ型の使い方をそれぞれ説明します。
・底が取れるケーキ型の使い方
底が取れるケーキ型は、生地が出来あがった後、天地を逆さにしなくても、底を押し上げると取り出しやすくなっています。
冷やし固めるレアチーズケーキの場合の使い方を説明します。
レアチーズケーキは、底の取れるケーキ型を使うと取り出しやすいです。
ケーキ型の底にクッキングシートを敷き、クッキー生地を置いてから、レアチーズケーキの生地を流し込んで冷やし固めます。
型から外すときは、まず、型の周りを温かいタオルで巻いて温めます。
温めて生地がゆるんだら、コップの上にケーキ型を置きます。
そのまま型を両手でゆっくりと下げると、型が外れます。
コップの上のケーキは、底板ごとお皿に移し、底板とクッキングシートの間にパレットナイフを入れてはがします。
・底が取れないケーキ型の使い方
レアチーズケーキの場合、ケーキを外しやすくするためにクッキングシートを敷きます。
底に細長く切ったクッキングシートを十字に敷いてから、底面と側面にクッキングシートを敷きます。
ケーキを外すときは、十字に敷いたクッキングシートを持ってゆっくりと上に引き上げます。
このようにクッキングシートを上手に使うと、どちらの型でもきれいに外すことができます。
底が取れるケーキ型 きれいに仕上がる型の敷き方
これまで説明してきたように、クッキングシートを型に敷くのがおすすめですが、次はきれいに仕上がる型の敷き方を紹介します!
私は、今まで丸いケーキ型にクッキングシートを敷くのが苦手で、底が取れないケーキ型にバターをうすく塗って、その上に小麦粉をふってから生地を入れて焼いていました。
丸いケーキ型のサイズに合わせて、クッキングシートを切ったりするのが面倒くさかったのが一番の原因です。
今回、そんなずぼらな私でも、少しの手間できれいに敷けるやり方を紹介します。
- クッキングシートの上に底の丸い板を置いて、鉛筆で型をうつします。
(クッキングシートがつるつると滑りやすいので、型をしっかり押さえます。)
- 鉛筆の内側をハサミで切ります。
- 次に、外枠にクッキングシートをあてて、枠の高さより5㎝ほど長くみて切ります。
(写真は、少し長すぎました(^^;))
- 外側がぐるりと巻ける枚数を切ります。(私が実際にしたときは、3枚切りました。)
- 3枚に切ったクッキングシートそれぞれ下を1㎝折り曲げます。
- その折れ線を目印に、1㎝幅の切り込みを入れます。
- 切り込み部分を片側に折ります。
- ケーキ型に、折れた部分が内側になるように3枚重なり部分を作って置いて、底に丸く切ったクッキングシートをしっかりと敷きます。
これで、底が取れるケーキ型で、ゆるい生地を流し込んでも漏れずに焼くことができます。
水分の多いベイクドチーズケーキの生地を流し込んで、実践してみました。
生地は、まったく漏れることなく焼けて、ケーキの側面もきれいに焼きあがりました!
型から外すときも、スムーズに外れて、ストレスなくお皿に盛りつけることができました。
クッキングシートを敷く工程が少し面倒くさいですが、きれいに出来上がることを思えば、手間を惜しまずやりたいと思いました。
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まとめ
底が取れるケーキ型は、クッキングシートを敷けば、生地が漏れずに上手に焼けることが分かりました。
底が取れないケーキ型も、クッキングシートを敷くのがきれいに外せるポイントです。
最後の盛りつけの段階で、ケーキが崩れてしまわないように、クッキングシートを上手に敷いて、おいしい手作りケーキを作ってみてください!
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