手作りムースの賞味期限は?上手な保存方法(冷凍、冷蔵)は?
甘くて口溶けが良く、ペロッと食べられるムース。
簡単に作れるレシピもあり、いろんな味や形で作ることができ、見た目もかわいいので家庭のおやつにも、プレゼントにもお勧めのデザートです。
記念日やバレンタインデー等の時に作ったムースをプレゼントしたい時、何日くらい保存できるのか、持ち運びする時にどのように持っていくのがベストなのか気になりますよね。
今回は、美味しい状態で食べてもらえる為に大切な賞味期限と、保存方法を紹介していきたいと思います。
手作りムースの賞味期限は?(冷凍、冷蔵)
ムースは基本的に生クリーム、ピューレ、牛乳、ゼラチン、卵、グラニュー糖でできています。
液体が多く入っているので、傷むのが早く雑菌が入りやすいです。
冷蔵の場合は当日~2日程度。
手作りのムースは基本お家で作ると思いますので、お店よりも細菌が入りやすい環境になってしまいます。
防腐剤や香味剤等も入っていないので数日しか持ちません。
冷凍の場合は1週間程度保存ができます。
冷凍する場合はレシピの分量より気持ち多めにゼラチンを加えると良いでしょう。
液体が多いレシピは、ゼラチンの量が少ないと、解凍した時に凍っていた液体が溶け出して水分がでてきてしまい、ムースの触感が悪くなってしまいます。
また、ゼラチンをよく混ぜることを意識しましょう。
ゼラチンが生地によく混ざっていれば、解凍した時に出る水分の割合が減ります。
それから、ゼラチンはふやかしすぎると余分な水分を吸ってしまい、ゲル化が弱まるのでふやかしすぎには気を付けましょう。
少しムース作りに自信のない方は、まずはゼラチンを使わなくてもできるチョコレートムースがお勧めです。
チョコレートは油脂が多く、生地の中の水分量を減らすことができ
長く冷凍できます。
手作りムースの上手な保存方法は?(冷凍、冷蔵)
ムースは匂い移りしやすいので、冷蔵も冷凍もしっかりラップ、密封容器に入れて保存すると良いでしょう。
長期間冷凍していくと、味や風味が劣化していきます。
カビが生えている、ぬめりが出ている、変色している、分離している、味や匂いが変になってしまったものは食べるのを止めましょう。
手作りムースの上手な解凍方法
ムースは水分が多く、常温で解凍すると傷むのが早く、細菌が増えやすいので
冷蔵解凍が良いです。
プレゼントに持っていく場合は?
夏場は解凍せずに冷凍のムースを箱へ入れ大きめの保冷剤を1つ、または小さめの保冷剤を2,3個保冷バックへ入れて早めに渡しましょう。
さらに保冷剤をアルミホイルやプチプチ(気泡緩衝材)で包むと、保冷持続時間が長くなるので是非試してみてください。
ムースに入っているゼラチンは20℃以上になると少しずつ溶けだして、25℃以上になるとで完全に崩れだしてしまうので直射日光を避けて早めに渡しましょう。
冷凍すると味や風味が少し劣化してしまうのでなるべく出来立てを持っていきたい時は、シフォンケーキやクッキーやパウンドケーキ、ブラウニー等の生のフルーツや生クリームを使用していないものにすると、常温でも持ち運びができ、生菓子よりも長持ちするのでお勧めです。
生菓子は10℃以下で保存するものがほとんどですので寒い冬場は長く持ち運べますが、室内の温度は低くなっていないことが多いので冬場でも早めに冷蔵に入れておくとよいでしょう。
涼しい季節でも基本的に生菓子の持ち込み時間は2時間までが目安です。
保冷剤を多めに入れても2時間までしか持ちません。
持ち運びしてから2時間以内に渡して冷蔵しましょう。
ムースを持ち運ぶときに箱に入れると思いますが、隙間が空いてしまうと運んでいる途中でムースが倒れてしまい、台無しになってしまうといけないので、厚画用紙で輪を作り、テープで止めて箱を軽くゆすってもムースが動かないよう、固定するようにしましょう。
保冷剤は、ムースの上に置いた方が偏りなく全体にしっかりと保冷されるので箱の上につぶれないように固定するのが良いでしょう。
まとめ
ムースは冷蔵だと2日程しか日持ちがしないので、プレゼントをする際は
なるべく当日の朝か前日の夜作って、渡す際は直射日光を避けて、早めに食べてもらうように伝えるとよいでしょう。
暑い夏場は容器がフィルムだと溶けやすいので器に入れて冷凍で渡すのがお勧めです。
冷凍保存もできますが、長く保存するほど触感や風味が変わってきてしまうので、やはり出来立てを渡すのがお勧めです。
コメント